人格・品格
人格とは独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。
品格とはその人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。
とYahooの辞書にはのっておりました。
8日(土)姪の結婚式に大分に帰郷し、参加してきました。
とてもいいムードで式は進行していきました。
私としてもかわいい姪ですが、私の兄は姪が生まれてから、本当に実の娘のように関わってきているので、父親みたいな気持ちで、式に出ているのがおかしくもあり、ほほえましくもありました。
兄がさだまさしさんの秋桜(コスモス)をお祝いの歌として歌う時も、感極まって歌がとぎれとぎれ。それを花嫁の姪が涙を拭きながらしっかり聞いている姿は、見ているこちらもジーンとしました。
新郎新婦の真正面のテーブルには、親族ではない某会社の看板を背負って、社長と専務と社員が5~6人1つのテーブルに座っておりました。
式の中盤に差し掛かったとき、その会社の専務がウロウロし始めましたが、どうも気になるので、目線が離せませんでした。
そして新郎新婦が各席に挨拶に回っているとき、その専務、こともあろうに、本日主役の花嫁さんの姪の肩に手を回し、さらにその手が下方へ。そしてお尻をポンポンと叩く感じが見えたのです。
新郎側の招待したお客さんなのですが、それを見て腹がたちました。
冷静に見て、ウェディングドレスはお尻部分が膨らんでいるので、お尻ポンポンされても姪は気が付かなかったと思います。
しかし、その専務はそれにとどまらず、姪の友達が、新郎新婦の写真を撮りに新郎新婦席に近づいたとき、また席から離れ、同じように腕を彼女の肩に回し、さらにお尻をポンポンとたたいたのを目撃。
もう単なるセクハラ男、痴漢行為です。
その後、司会者の女性のところでもウロウロしてセクハラを働きました。
私の隣に座っていた兄は、丸いテーブルで新郎新婦に背中をむけた状態で食事や飲み物をいただいていたので、気が付きません。
私は兄に、こんなことがあったけど・・と、告げると兄はしばらくその60歳ぐらいの男性の行動を見、そのテーブルに近づき、同じ会社の方に「今日は姪の結婚式です。あの方は酔っ払われているんでしょうが、同じ会社の方ですよね。すみませんが、しっかり見ておいて、止めていただけませんか?」と注意したらしい。
式も終盤に近づいて、両親へ花束贈呈となり、新郎新婦の両親が横一列に並んで、姪が両親に当てた手紙を(姪は涙が出てとても読みおおせないと言うことで…)司会者が読んでいました。
みんな手紙を聞き、もらい泣きしているとき、酔っ払いの専務がそこに近づいてきた。
そこに並んでいた新婦の母(私の姉も)その酔っ払っている人が近づいてきているのは見えた。
でも「来ないで」とも言えず、心配して見ていた。
私の兄もその酔っ払いが近づいているのが見えて、即座に席を立ち上がろうとしていた。
その次の瞬間、酔っ払いは、姪にヨタヨタとなりぶつかった。
姪は履きなれていないハイヒールをはいていたこともり、またか細い体なので、その衝撃に倒れ、尻餅をついた。
さらに立ち上がろうとしても、お色直しのドレスがビロードの赤いロングドレスで重たく、さらに倒れたときに、自分でドレスを踏んで倒れてしまい自力でもがいても起き上がれない。
会場騒然。
姪は花束を渡した父親に、「ひっぱりあげて」とお願いしたそうです。
父親は手塩に育てた娘が、あの酔っ払いのために、晴れの式にきれいなドレスをきて、何故ひっぱりあげて立ち上がらせないといけない状態になったのか!
さらに、結婚式に来てくれた親戚の一同の前で、あの子に恥をかかせて!とその酔っ払いをなぐりかかりそうな勢いで、怒り心頭。
それを家族みんなでその怒りを抑えるのに大変でした。
一応、式はそんなこんなで終了をして、後味の悪いものになりましたが、これからの新しい門出願わずにはいられません。
しかし、あの専務、日ごろは穏やかな人らしいのだが、TPOをわきまえて、自分が酒に飲まれる人なら、酒は飲まないように、何故60年ぐらい生きてきて、わからないのか?が不思議でなりません。
日ごろから、品格・人格というものは、年齢の数に関係ないと良く思う私です。
たとえ若くても、たとえ見た目が不良ぽっくても、品格・人格を身に着けている人はいますし、あの専務のように、すでに白髪で何十年と歳月を重ねて生きていても、会社の看板さげて招待された結婚式で、酔っ払ってセクハラしている人もいる。
このカインド福祉ネットパソコン教室の受講生のみなさんは、若い方から高齢者、また聴覚に障害を持っている方、肢体に障害を持っている方など、いろいろな生徒さんがいます。
しかし、その方々の学習に対する意欲や姿勢。ほほえましく、気高さすら感じます。
姪の結婚式で弁えた行動のできない年配者をみて、こちらも怒りと、その裏腹にどこか切なさを感じました。
まぁ、人間はいつでも失敗するものです。
しかし大目に見られるものと、見られないものがあることも事実です。
その専務がおとといの結婚式での失態を、本日会社出社して、反省してくれていることも祈りますし、また姪も深く傷ついていないことを願いますし、こんなことすらバネにして強いお嫁さんになってもらいたいな…と思います。