« 2008年04月 | メイン

2008/05/01 10:54

パソコンは私の知識補充箱

昔、昔。
九州の大分県から、東京へ来たときは、まだお若い私でした。

その頃、パソコンのワープロソフトは一太郎バージョン3だったのではないでしょうか?
もう記憶も薄れてはっきり覚えておりませんが・・。

とにかくパソコンを始めたいと思い、パソコン本体30万円(ハードディスクのない時代)、CRTモニタ(液晶モニタのない時代)が8万円。

清水の舞台から飛び降りた気持ちで買ったパソコンでしたが、やっと家に運ばれたパソコンを接続してびっくり。

電源を入れても、モニタがまっくらで、エンターキーを押しても、うんともすんとも。

あわててお店に駆け込んで、「すみません、パソコン電源いれても真っ暗な画面なんですが・・。」と泣きそうな私。

しかし店員さんが一言。
「ソフトを入れましたか?」と。
「え?ソフト?ソフトって何ですか?」と言いながらの何も知らない私。
「ソフトがないと動かないんですよ」と教えられ、初めて秋葉原に立つ私。
じゃ、そのパソコンはどこで買ったんじゃ~?となると、まったくパソコンのことも何も知らない私は、家に入ったチラシをみて、渋谷の丸井に設置されたワンコーナーで販売されていたパソコンを買っていました。

今じゃ信じられないのですが・・。なんせ何も知らなかったので・・・ということで。

さて秋葉原にたって、立ち並ぶ店、店、店。
どこの店にはいっていいのかわからず、適当に入り、「すみませんワープロソフトをください。」といえば、店員さんから「このソフトは図もかけて優れものです。」と言われ、買ったソフトは、「かえで」じゃなく・・・「桐」でもなく、なんだったろう~?とにかく一太郎ではなかったです。確か5万~6万じゃなかったと記憶しております。

そしてソフトを買って、またルンルンで家に。

さて、パソコンの3.5インチドライブにワープロソフトが入ったフロッピーディスクを差し込む。
ブンブン音を立てて、立ち上がる。
(昔はハードディスクのない時代で、3.5インチの中にソフトのプログラムも入っていたのです)

さぁ~これから使いこなすぞ!と意気揚々。

しかし、どこをどう押したら、どうなるのか????まったくわからない。

悪戦苦闘したものの、あきらめて、パソコンスクールを探し、パソコンスクールへ。

その当時もパソコンスクールはあっちこっちを探してもどこも高い!

もう清水の舞台から飛び降りた気持ちなので、もうそれ以上落ちようがない・・財布を逆さまにしても、うんともすんとも状態なのに・・・、でも仕方ない。
せっかく買ったパソコン、動かさないと意味がない。

そこでまぁまぁ、どこよりも安いということで、その当時住んでいた中目黒から御茶ノ水のパソコンスクールへ通うことにしました。そうして、そのワープロソフトが「一太郎」だったのです。
ガッビ~ン。
一般的にこの社会は、「一太郎」時代なのか・・と、またまた一太郎ソフトを泣く泣く買いに行く。

そこでパソコン38万、ソフト6万、スクール入学時に30万、またまたソフト6万。
っと、出費は清水の舞台から落ちるぐらいでの騒ぎではおさまらなかったのですが・・。

まぁ、こんなことがあり、そのスクールに入り1年後、講師にならないか?とお誘いを受け、そこで講師をすることになって、ほぼ20年弱が経過して今の人生へと続いてくるのですが・・・。


まぁ、その当時、九州から来たこともあり、台東区は素直に「だいとうく」と思っていましたから、漢字変換しても出てくれません。
あれ?台東区だけ、東京23区からのけ者扱い?とか勝手に思ったりしていました。
あとで、「たいとうく」とわかって、あちゃ~、私が間違っていた~(まぁ当然なんですが・・)という結果が多く、ワープロで改めて漢字に興味がわきました。
なんせ「ほい」と変換すると、「宝飯」なんて出てくると、ほ~なんて、楽しんでいる自分がいたのですから。

そこでいつも、漢字変換をして出ない漢字があると、パソコンの辞書できちんと調べるようになった私。
パソコンって便利。
なんせ、悲しいかな・・私の無知を補ってくれます。

今日もCSSスタイルシート講座のテキストを作成中、その例題文章に使うため「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」(とは、みなさまご存知の松尾芭蕉の『奥の細道』の冒頭の一節ですが…。)を入力しようとして…

「月日は百代の過客…」までを変換。
それはまず「つきひはひゃくだいの」までで変換し、次の「かきゃく」。これが変換しても出ません。
で、「かかく?」と入れても変換しません。
そこでインターネットの辞書で調べたら、またまた私の無知をパソコンから補ってもらいました。

有名な一節であり、何度も目にしている文句なのに、実は、正解は
「月日は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行きかふ年もまた旅人なり」でした。

目で読めているから気にしなかったですが、口頭では読めていませんでした。

私にとって、パソコンはなくてはならない知識補充箱です。
これからもパソコンさん、よろしくお願いします。って感じです。

Kind's Group