007現る
先月、問い合わせの電話のこと。
「もしもし、家にパソコンが無くても大丈夫ですか?」と言われ、
「はい。家にパソコンをおもちで無い方も、通っていらっしゃいますよ。」と言うと、
「先日、娘にキーボードだけをもらって、そのキーの配置を今、必死に覚えているところなんです。」といわれるので、
「それはいいことです。パソコンを始めて一番目に大変なことは、キーボードから文字を探して打つことかも知れませんね。」と言うと、
「娘はローマ字入力がいいというので、それを覚えようと、まずキーボードの《A》《B》《C》に順に《1》《2》《3》とシールを貼って覚えているのですが、それでいいですか?」と聞かれる。
講師の私は、電話でそう訊ねられて・・、「ムム~、覚えることはいいことです!そうやって覚えようと努力する気持ち大切です。でも…そのその覚え方・・。初めて電話でお話しているのに、失礼なようですが・・、もしですよ・・、《あさ》と打とうとした場合ですね、ローマ字では《ASA》と打つのです。
さて今のキーボードの覚え方だと《A》は数字の1ですから、見つけやすいですが、《S》は数字の何番面でしょうか?
そういう風に考えると、キーボードの《ASDFGHJKL》などの文字の配置をそのまま受け入れて、もし《ひまわり》と打つなら、キーボードの《HIMAWARI》の《H》はどこか?《I》はどこか?と、1つ1つキーを押しながらキーボードの配置を覚えていった方が、今は良いのじゃないかな?って思いますよ。」と言うと、
「あ~そうですね。あの~、そこの教室に体験に行きます!」と言われたので、その方の都合の良い曜日と時間を伺いました。
最後に、「すみません。お名前を教えてもらえますでしょうか?」私が言うと
「2924です」との回答。
思わず、「スパイ大作戦」や、「007」を思い浮かべて、笑ってしまいましたが、講師歴16年、無料体験のお名前をうかがって、数字で答えてくれた方はこの方だけです。
まぁ、その後、お名前を再度聞きましたら、「2924」とは、講師工藤で例えると「910」です。
その考え方の数字でした。
そして、カインド福祉ネットパソコン教室はじまって以来、はじめてのスパイ(笑)さんが入学されました。
入学されても愉快な方で、授業のときに、講師の私の方が毎回楽しませてもらっています。
2924さんは、入学時からパソコンを買いたいと思っていらしたので、「買いたいものがあったら、そのパソコンのカタログと値段を書いて見せていただいたら、どれが良いか、お得か等、相談にのりますからね。」と言うと、その翌週カタログを持ってこられて、これにしようと思うと見せられました。
東芝のノートパソコンでした。
値段もそこそこで、内容もよかったので、「これいいですね。私も欲しいくらいです。」と言うと、その翌週には注文をして、その翌週にはパソコンを持って教室へいらっしゃいました。
じゃ、そのパソコンで勉強しましょうっと言うと、「いいんですか?」と聞かれるので、「いいんですよ。この教室、なんのためにあると思っていらしゃるのですか?自分で自分のパソコンを使える人になるようにするお手伝いですよ~。っということは、せっかくのノートパソコン、持ってこられるのが大変じゃなかったら、持ってきてくださいね」っということで、2924さんは、自転車に座布団まで敷いて、パソコン持参でこの教室に通ってきていらっしゃいます。
ただ、これから2週間は入院して、悪いものを取り除かないといけないらしいので、次回の予約は7月の初旬。
どうぞお大事に。
またパソコン持参でいらっしゃられるのを待っています。