« 1/4の奇跡 | メイン | IF関数の腕試し »

情けは人のためならず

今朝もあいにくの雨でしたね。
電車通勤の雨の日、またその他の路線で事故があったのか?心なしいつもより電車の中は混んでおりました。
そうなると、電車に乗るのも、目的の駅で降りるのも、ホームもごった返し。

そこには、ぶつかると「すみません」と会釈をし、言われた方も「いえどうも(笑顔)」なんていうような状態は、残念ながらないに等しいです。

出社時、蒲田駅東口のエスカレータを降り、ロータリーとなっている道をまっすぐつきぬける横断歩道を渡ろうとしたのですが、信号が赤になってしまいました。
仕方なく傘をさすのが面倒で、駅ビルの下で、信号が青になるまで待機です。

その時、赤になった横断歩道から駅ビルに入ってくる方を目で何気においましたら・・・、推定65歳以上の女性の方が、渡りきった横断歩道から駅ビルに向って歩いてきていました。
あと数歩ですが、帽子をかぶっていないので髪は濡れ、コートはびしょぬれです。傘をさしていないのです。

私の頭の中は??????とハテナマークが飛び交いましたが、その方に傘をさしかける間もなく駅ビルに吸い込まれていきました。

何故雨の日に傘をささないでぬれているのだろう?
何故周りの人は傘をさしかけなかったのだろう?と。

その方は右手で杖をもっていました。
空いた左手は、どこかで何かを買われたのでしょう。
ビニール袋を持っていらっしゃいました。

昔、ケイズパソコンスクール時代、肢体不自由な女性が生徒として学習されていました。
彼女が私に言っていました。
「予約をしていても、雨が降ったら来られません。私は車も運転できないし、杖をもって歩くから、雨の日は空いた一方の手で、荷物を持ち、その上で傘はさせないから。」と。

まさしく今日遭遇した方は、右手に杖、左手にお買い物の荷物です。

そしてどのくらいその方が歩かれてきたのかはわかりませんが、誰もこの方に何故傘をさしのべてあげなかったか?
きっと私からみても淡々と傘をささずに歩かれていたので、周りの人はある意味変わった人ととらえられたのかもしれません。

杖が必要な方には、雨はつらいところですね。
片方で杖をもって歩く場合、荷物を持つと傘がさせない。
この事情、周りの人は気がついているようで、気が付かなかったのだと。
雨の中、濡れたいから傘をささないのではない。
それは、させないのだということをどうか知っておいてください。

心優しい方は意外とあちこちにいます。どうかもし杖をついて荷物を持っている方をみかけたら、笑顔で傘をさしかけてください。

情けは人のためならず・・と、心で思いました。

あっ、「情けは人のためならず」の意味ちゃんと知っていらっしゃいますよね?
情けをかけることは、人のためにならないっていう意味ではありませんよね?

傘をさしのべるという行為、そういう1つ1つの行為がめぐりめぐって自分によい報せを運んでくる。
情けは人のためだけじゃなく、知らず知らずのうちに自分のためにもなるという意味です。

どうか「情けは人のためならず」精神を、もちろん私も心にとどめ、これを読んでくださった方々も、大事にして、生きていきましょう。

Kind's Group